一面の雪
大寒の今日
古戦場を
訪れた
佐久間象山先生の
銅像の周りは
白一色
さすがに
大寒で気温も低い
車は
何台もおいてあるが
人の気配がしない
公園の中を散策しても
人には会わない
静けさに
なにか
見えないものに対する
不安のようなものがあった
音と言えば
肌を刺すような
寒風が
過ぎ去っていくときの音のみ
そんなとき
カサッ
という音がした
その音のする方を見ても
何も
変化がない
目に見えない
なにかが
あったのかも知れない
車に戻ったとき
親子が
橇をもってきて
二人で遊んでいた
その様子を見て
なぜか
ほっとした
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