お江戸へ④ 赤穂浪士の寺

孤独の旅人

2017年02月16日 12:10

今朝から
足の状態がよくない
使っていない筋肉を使いすぎたようだ

とにかく
都会の人は歩く
駅は階段もあるから
なかなかしんどい
今日は
堪えられなくて
エスカレーターだけではなく
エレベーターを活用した
地下鉄に乗っての
階段歩きや駅から駅までの距離が
すこぶる長い
足が悲鳴を上げた
情けない

今日の目的地は
以前から訪れたいと思っていた
泉岳寺
四十七士が眠っている寺
一人一人の
墓石に手を合わせた
すさまじい死に方
今の時代に合わせることはできないが
それにしても「忠」というのは
すさまじいことだと
思った
それぞれの
墓石の前には
線香が手向けられていた
聞くところによると
毎日線香の煙が
絶えないのだという
久しぶりに
厳粛な思いになった
話す人は
まったくいない

静けさだけがあった





赤穂義士の墓地配列図



泉岳寺に近いところに
魚籃寺があった


魚籃寺山門(浄土宗の寺)


門前右手に祀られていた六地蔵尊
お地蔵さんて六体なのね
どこもそうだったわよね
と相方の言葉
知っている限りそうだと思うけど……


魚濫観音の祀られているお堂


右手の篭の中に魚が入れられている魚籃観音像


珍しい塩地蔵があった
ここは三体
あれ?
意味はよくわからないが、塩の入った袋がたくさん置かれていた



第2の目的であった
義弟との待ち合わせ
有楽町まで行って
お昼を食べることにした
義弟も義妹も元気そうだ
うまく歩けないんだよ
といったら
笑われてしまったけれども
久しぶりの出会いは
いい
あいにく休みの日のせいか
店もけっこう休んでいた
地下の大都市空間
一人ならどこに行ったらいいか
恐らく迷っていたものと思う

なんとか
店を見つけて
長い時間話すことができた
久しぶりだ
兄弟というものはありがたいし
いいもんだ

ようやく帰宅したが
疲れすぎたときは
眠れなくなるのだと言うことを知った
結局
2~3時間程度眠れたのかな

そう言えば
91歳になる
橋田壽賀子さんがおもしろいことを言っていた
「死とは、永遠に眠ること」だと

目覚めると言うことは
生きている証と言うことか


歩数8800歩 よく歩いた。


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