2020年04月26日
年中行事 Ⅲ
九 月
二百十日 農家の厄日ざて天候に注意し平穏無事を祈る二百二十日もまた同じ。
十九日 十八日の夜より此日にかけて祇園祭礼を行ふ。神輿の中町へ遷座するは十三日にして東條村郷社天王山の神庫へ還幸は廿日なり旧藩当時は日本全国著名の大祭にして大門踊馬乗り等の催しありたれど廃藩後は其ことなく、芸者の手踊り等の余典を催すことすら稀である。
彼岸 寺詣り慕參り等春の彼岸に同じ。
十 月
皆神祭 七日八日九日の三日間に亘りて祭を行ふ。就中子供の神様とて八日は遠近よりの參詣客多く当日は松代停車場前には種々の見世物小屋等でき北信著名の大祭である。
月見、太陰歴八月十五日の夜は月見と称し牡丹餅を作り、大根、枝豆等の秋作物を月神に供へる風習が行はれてゐる。
十一月
十日 惠比壽大黒講とて大正十四年より商家はこの日祝売をおし二尺玉以下の煙火数百発を海津城址にて打ち揚ぐ、夫れ以前迄惠比壽講は廿日に行へるが一種の商略関係から近年十日に変更された。
十二月
冬至 此日南瓜を喰ふ習俗あり。
大晦日 年収り、此夜は終夜寝るざるの風習もある。元日に掃除をすれば福の神を掃き出すとて今夜中に掃除を為し置く、門松は二十六七日頃より三十日迄に飾る。各寺院にては百八の鐘を撞く之を除夜の鐘といふ。
この日、今年なくなった家に「お寂しいお年取りです」とお線香を上げに行く風習も残っている。
二年参り(にねんまいり)とは、初詣(はつもうで)の形式の一つである。 大晦日の深夜零時をまたがって神社仏閣に参拝・参詣する事を言う。 年をまたいで行う為にこの名がある。
二百十日 農家の厄日ざて天候に注意し平穏無事を祈る二百二十日もまた同じ。
十九日 十八日の夜より此日にかけて祇園祭礼を行ふ。神輿の中町へ遷座するは十三日にして東條村郷社天王山の神庫へ還幸は廿日なり旧藩当時は日本全国著名の大祭にして大門踊馬乗り等の催しありたれど廃藩後は其ことなく、芸者の手踊り等の余典を催すことすら稀である。
彼岸 寺詣り慕參り等春の彼岸に同じ。
十 月
皆神祭 七日八日九日の三日間に亘りて祭を行ふ。就中子供の神様とて八日は遠近よりの參詣客多く当日は松代停車場前には種々の見世物小屋等でき北信著名の大祭である。
月見、太陰歴八月十五日の夜は月見と称し牡丹餅を作り、大根、枝豆等の秋作物を月神に供へる風習が行はれてゐる。
十一月
十日 惠比壽大黒講とて大正十四年より商家はこの日祝売をおし二尺玉以下の煙火数百発を海津城址にて打ち揚ぐ、夫れ以前迄惠比壽講は廿日に行へるが一種の商略関係から近年十日に変更された。
十二月
冬至 此日南瓜を喰ふ習俗あり。
大晦日 年収り、此夜は終夜寝るざるの風習もある。元日に掃除をすれば福の神を掃き出すとて今夜中に掃除を為し置く、門松は二十六七日頃より三十日迄に飾る。各寺院にては百八の鐘を撞く之を除夜の鐘といふ。
この日、今年なくなった家に「お寂しいお年取りです」とお線香を上げに行く風習も残っている。
二年参り(にねんまいり)とは、初詣(はつもうで)の形式の一つである。 大晦日の深夜零時をまたがって神社仏閣に参拝・参詣する事を言う。 年をまたいで行う為にこの名がある。
Posted by 孤独の旅人 at 12:10│Comments(0)
│種々のこと